今回は美容・アンチエイジングに関する本、「老けないオーガニック」を紹介します。
タイトル:老けないオーガニック
著者:勝田小百合
出版社:ワニブックス
発売日:2017/5/1
著者の勝田小百合さんは「アンチエイジングの鬼」という名前のブログも運営しており、名前の通りアンチエイジングへの徹底ぶりがすっごいです。
ブログはかなりの記事数があり、どれも勉強になることばかりです。
そんな勝田さんの今回紹介する本は、人間に元から備わっている自然治癒力に焦点を合てたナチュラルアンチエイジングの知識が豊富に詰まっています。
「老けないオーガニック」著者 勝田小百合さんについて
著者の勝田さんはカイロプラクターであり、国産オーガニックブランド株式会社AMRITARAの代表でもあります。
前述した通り、「アンチエイジングの鬼」という名前のブログも書かれております。
オーガニックをベースとした食品や化粧品の話やカイロプラクティックの観点からみたアンチエイジング話など、美に興味のある方なら見ていて非常に勉強になるブログだと思います。
1年くらい前からamritara organicというYoutubeのチャンネルも開設され、ブログ同様ためになる情報を発信しています。
Youtubeのチャンネルは動画数自体は少なめなんですが、私は同じ動画を何回も繰り返し見てしまいます。美容に関する情報を知りたいのもありますが、何と言っても勝田さんがすごく若くて、きれいで何度も見たくなります。
きれいな人って見てるだけで最高なんですよね(❁´o`❁)
1968年生まれということで、現在は53歳!(2021年現在)
とても50代には見えないんです。その綺麗さ・若さが、勝田さんの発信するアンチエイジング法のエビデンスになってますね。
何故オーガニックなのか
そもそも何故アンチエイジングにオーガニックがいいのか疑問が出てきます。
オーガニックがアンチエイジングに良いのは冒頭で出したキーワード「自然治癒力」と関係があります。
人間には元々自然治癒力というものが備わっています。
例えば擦り傷が出来てしまったら、特に治療などしなくても体はその傷を修復する力があるわけですね。
しかし、現代は自然治癒力では対処できないほど体に負担をかけるものが多いのだそう。
それが化学物質や添加物などです。
こういったものに体がさらされ、自然治癒力を越えた細胞の損傷が起きることが、シワやたるみといった老化の原因にもなってしまうのだそうです。
つまりオーガニックが良い理由は
- 細胞の損傷を出来る限り避ける
- 受けたダメージを出来る限り無害化
- 自然治癒力を最大限発揮できるようにする
こういったことをするためなのですね。
勝田さんは、はじめは自然食品店につとめる旦那さんの影響からオーガニックの食品を選ぶようになったとのこと。そして数か月後、食品をオーガニックにしたことでの体調の著しい変化を実感し食べる物の影響のすごさに感動したのだそう。
勝田さんは徹底ぶりが凄くて全ては真似できそうにありませんが、私も出来る部分はオーガニックのものを選ぶように意識しています。
「さびない」と「こげない」でアンチエイジング
本書は食品や成分を選ぶときの参考になることから化粧品のことホルモンバランスのことなど、アンチエイジングには欠かせない内容を網羅していると思います。
肌老化の大敵である光老化のことも勿論のっています。
外でも家の中でも、光老化対策はしっかりしていこうと思いました。
あとは体を老化させる「さび」と「こげ」について詳しく書いてあり、とても勉強になりました。
以下に勉強になったことをまとめます。
さびないために気をつけたい事
「さびる」とは「酸化する」ことです。
これが老化の原因になってしまうため、とにかく出来る限り体を酸化させないことですね。
そのためには、特に強い酸化の原因になってしまう活性酸素を増やさないことが大切そうです。
活性酸素を増やさないためには例えば以下のようなことに気をつけるといいそうです。
残留農薬に注意
残留農薬は、例えばレタスやチンゲン菜などの葉もの野菜に多いそう。
できれば何でも無農薬のものを選びたいものですよね。あとは、重曹につけて洗うのも良いと本書にありました。
加工食品を食べない
本書によるとコンビニのサンドイッチに約80、お弁当に約200もの添加物が入っているんだそうです。加工品ばかり食べていると知らず知らずのうちにこんな沢山の添加物を体内に取り込んでしまうのですね。
選ばないほうが良い食品は、原材料に台所にある食品名以外が書いてあるものだそう。
全ては難しいと思うけど、可能な限り減らしていきたいと思いました。
日常の電磁波から距離を取る
電磁波も活性酸素を発生させています。
日常で出来る対策としては、スマホでの通話にイヤホンマイクを使ったり電子レンジを使うときは2m以上離れる、コンセントのそばで寝ないことなどなど。
そういえば電磁波防止グッズも売っていますよね。
こんなのとか。効果があるかは分かりません。笑
こげないために気をつけたい事
「さびる」が「酸化」。
「こげる」は何かというと「糖化」!
糖化という言葉自体は知っていましたが「こげる」と表現されるものとは知りませんでした。
糖は体のエネルギーになりますが、急激に血糖値を上げるような食生活は体のたんぱく質をこがしてしまうんだそう。こうして肌に劣化したたんぱく質(AGEs)が増えることが、シワ、たるみ、シミなどの原因になってしまうのだとか。
糖化やだあ(> <)
ということで、糖化しないポイントについても一部を紹介します。
食事は野菜から
ダイエットなどでも有名な方法ですよね。糖化しないためには血糖値を上げないことが大事。野菜は食物繊維が含まれているので、ご飯など糖の吸収をゆるやかにしてくれるのだそうです。
できればご飯も白米はやめたいところですね。
料理は茹でる、煮る、蒸す
調理方法によって、食品自体にAGEsが増えてしまうのだそう。
それが焼く、炒める、揚げる調理法。
私こんがり焼き肉とか大好きなんですよね。おわった
これからは、とりあえず焼きすぎないように気をつけます。
でも基本は茹でる、煮る、蒸す!
焼き肉よりしゃぶしゃぶですね。
おわり
上記でまとめてきた内容は本書のほんの1部。
他にもさまざまな観点から、分かりやすくナチュラルアンチエイジングについて書かれている素晴らしい本です。
気になった方は是非手に取ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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